制作工程を紹介します!~霞桜ネックレス編~
12月29日です。やっと仕事もひと段落し、今年もこのブログを書くのが最後で仕事納めとなります。
ブログを書くにあたり、今年を振り返ってみたのですが、あまり思い出せないのは何故なのだろう・・(@_@)。色々と大変だったはずなのに、忘れてしまうんですね~。
でもま、、う~んと・・なんだっけ?ぐらいの方がちょうどいいのかな~とも思っています。いつも、今この瞬間をちゃんとやれていれば、終わった事は忘れてしまっても、積み重ねてきた事実が消えて無くなる訳では無いですしね。
かえって自分の頭の中の空きスペースを広くとっておいた方が、また色々と頑張れそうな気がしますしね~(^^)と、前向きにとらえております。決して年齢のせいではないと。(笑)
さて、今回は前回のブログでもちょこっと書かせて頂いた、革(皮)入りの和柄ネックレスの制作工程をご紹介してみようと思います。
まずは、それぞれのパーツを作ります。950の銀板をサイズに合わせて切り出して、透かし彫りの絵柄に合わせて「メルト」を施し、「えす」の刻印を打ちます。①
糸鋸でそれぞれの絵柄の透かし彫りをほどこします。今回は霞桜ネックレスです。②
銀角線はローラーで1~1.3ミリ角に引いておいて、中に入れる革(皮)の厚みに合わせます。4つの角になる、銀角線の先端は45度に削り出し、隙間なくぴったり合う様にします。③
各パーツを作ったら、ロー付けをしていきます。まずは透かし彫りをした銀板と、銀角線をロー付けしていきます。④
銀角線の次は、蓋をする様に裏面をロー付けします。革(皮)を入れる為の、銀角線の厚みの分の空洞を作ります。⑤⑥
バチカンを通す為の穴は、銀角線をロー付けする際に作っておきます。⑦
バチカンの切れ目をロー付けします。⑧
⑨これでロー付け箇所は終わり、形は完成です。後はヤスリで面を綺麗に削り出し⑩、ハンドモーター等で徐々に研磨していって、仕上げていきます。
いぶしをかけて、さらに磨き、つや消し仕上げにして完成です!⑪
両手を使う作業は、自分で写真が撮れないのもあって、最後の方は大分端折りましたが(笑)。形になるまでの流れは、この様な感じで制作をしております。
また今後もたまに、制作の様子をご紹介していこうかと思っております。(^^)
それでは、2019年もお世話になりました。
2020年も相変わらず、頑張ってまいりたいと思います。それでは、良いお年を~(^.^)/~~~