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【エス シルバーリング】 制作風景

■ダイナミックな曲線の透かし柄から覗く、様々な色と質感の革が特徴のエス オールハンドメイドシルバーアクセサリー。
エス シルバーリングの制作工程を、簡単ではありますが、少しだけご紹介させて頂きます。

エス シルバーリング 

エス リング 制作作業工程画像 (透かし彫り)

エス リング制作工程 

1・シルバー950の板に柄を描いて、糸鋸で切り抜きます。
その後精密やすり等で切り口をキレイにします。

エス リング 制作作業工程 なまし

2・リングの部品となるパーツを、サイズに合わせてそれぞれ作り、
(・シルバー950の角線二本・切り抜いた板・内側に使う板) 全体に赤くなるまでなまします。

※なまし・・・バーナーで全体が赤くなるまで火をあてる事によって地金をまた柔らかい状態に戻す作業の事。

エス リング 制作工程 芯金を使ってサイズに合わせて丸める

3・ 二枚の板を 叩いて サイズに合わせて丸めます。 リングの内側と外側になります。
あまり叩き過ぎると、広がってしまうので注意します。

エス リング 制作工程 内側リング ロウ付け

4・ロウ付けと呼ばれる溶接作業です。
酸素バーナーを使って、隙間なく少しずつ丁寧にロウ付けしていきます。

リングの内側になる板を丸めたら、切り口がぴったりと合うように糸鋸を入れます。

この時に隙間が開いてると、ロウづけした時にすが出る原因になるので、光に透かしてみたりしながらぴったり合わせます。

エス リング 制作工程 サイドの厚みをロウ付け 2

5・それに合わせてぴったりと隙間を作らないよう角線をリング状にロウ付けし、ぴったり合うようにはめ込みます

エス リング 制作工程 内側と外側のリングをロウ付け

6・リングの内側になる部分と外側の部分が出来たら、これらを重ね合わせ、隙間を作らないよう抑えながら、さらにロウづけをします。

エス リング 制作工程 硫酸水で酸化を除去

7・硫酸水に浸けて、酸化した部分をキレイにします。

エス リング 制作工程 やすりで削り出し

8・ロウ付けした部分をやすりで削り、紙やすり等でも平らになる様に削ります。

エス リング 制作工程 仕上げ作業

9・リングの表面、内側もやすりで削りリューターを使って
ペーパーやシリコンポイント等で細かくキレイにしていきます。
この時、出来るだけキズが無くなるまで、細かく丁寧に作業をします。

エス リング 制作工程 ライン入れ

10・ラインを入れる場合は、テープでマスキングして糸鋸を入れます。

エス リング 制作工程 バフで仕上げ

11・バフで仕上げをします。この時、あまり長くあてると柄がダレてしまうので、前もって出来るだけキレイに仕上げておきます。

エス リング 制作工程 超音波洗浄器でキレイにする

12・超音波洗浄器でキレイにします。

エス リング 制作工程 完成

13・来上がりです。この後は部分的にいぶしをかけセーム革等で磨いてキレイにします。
それから間に革(皮)を入れます。

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